『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の大ヒットを記念して毎週行われているスタッフトークイベントもついに最後となり、合計12回の最後を飾る9月2日(木)のイベントには、ブライト・ノア役の成田剣がゲストとして登場。そして司会を務める小形尚弘プロデューサーが登壇しました。
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まず『機動戦士ガンダムUC』以来に舞台挨拶に登壇した成田は、ブライト・ノアに対して「仕事のできるタイプだが、不器用で、生きるのが上手ではない気がしています。ですがとても正義感があり、立身栄達ではなく、地球のため、人のために仕事をするタイプ。私は、立身栄達を望むので私とは違いますね(笑)」と印象を語った。
ここからスクリーンを使い、『機動戦士ガンダム』いわゆる「ファーストガンダム」の時代からブライト・ノアの歴史を観客とともに、振り返った。
そして成田が演じた『機動戦士ガンダムUC』の話題に。成田は「こちらはオーディションでした。まずガンダムのオーディションを受けられること自体が嬉しかったですね。結果が3ヶ月くらいこなくて、決まらなかったんだなと落ち込んでいたが、実は決まっていたということで、嬉しかったのを覚えていますね。ずっと演じていらっしゃった鈴置洋孝さんの声を聞いちゃうと、そのイメージが抜けず、できなくなっちゃうのであえて見ないように聞かないようにしていました。」と当時を振り返った。小形は「TVアニメ『犬夜叉』のアフレコ収録の時に、ブライトさん誰にしようかなと思っていたら、ふっと聞こえてきた声がブライトさんで、それが成田さんのお声だったんです。それがきっかけで、オーディションを受けていただいたんです。」という裏話も明かされた。
そして『閃光のハサウェイ』の時代へ。まず小形は「ブライトさん的にはハサウェイが地球で植物監視官として元気にやっているんだなと思っていて、まさかマフティーだとは思っていないんです。」と第2部で出てくるブライト・ノアについても語られた。
そして最後に、第2部のサブタイトル『サン オブ ブライト』(仮題)が発表された。小形は「サンという英語ですが、息子(SON)という意味もあれば、太陽(SUN)という意味もあります。「ブライトの息子」「ブライトの太陽」など捉え方によっていろんな意味があると思います。このタイトルをもとに、現在鋭意製作中です。ここからブライト・ノアである成田さんにも登場していただき、物語の佳境になっていきます。」と完成が楽しみになる発表がされた。
ここで時間が来てしまい、最後の挨拶に。
成田「先ほど、見させていただきましたが、映像のリアリティ、音、キャストの芝居など、第2部から登場させていただけるようなので、誠心誠意やらせていただきます。よろしくお願いいたします。」
小形「6月11日(金)にスタートし、ロングランをさせていただいて、まだまだ上映させていただいているのはみなさんの応援のおかげだと思っております。本当にありがとうございます。来週以降もやっておりますので、ぜひ見にきて欲しいです。また、スタッフトークは一旦ここで終了なのですが、また『閃光のハサウェイ』を楽しんでいただける催し物を近々発表できればと思いますので、楽しみにしていて欲しいです。また第2部は、3部作の映画の中で一番小説と違った話になるかと思います。小説を書かれた富野(由悠季)さんからも「普通に小説のままやったら持たないからやめろ」と忠告を受けているもののいろいろとプラスアルファしているので、近い将来、第2部を楽しみにしていてください。」と締めくくった。
以上
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は、この「UC NexT 0100」プロジェクトの第二弾となる作品で、1989年に出版された富野由悠季書き下ろしによる同名小説を元に、劇場版3部作として新作いたします。 11月30日全国ロードショーされます同プロジェクトの第一弾『機動戦士ガンダムNT』にて、予告トレーラーが公開されます。