6月11日(金)に公開された、『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』。初日の興行収入が1億9千万円を超える大ヒットスタートとなりました。そして本日公開を記念した舞台挨拶が行われ、本作の主役ハサウェイ・ノア役の小野賢章さん、村瀬修功監督、小形尚弘プロデューサーが登壇し、本作の制作や魅力について大いに語っていただきました。
本編上映後、お客様の前で初の舞台挨拶を行った小野さんは「本当にお待たせしたという思いが強くあります。お待たせした分、この大ヒットスタートという盛り上がりを見せることができたのかなとも思います。さっきまで近くの控え室で準備していたのですが、上映中の音がすごく聞こえてきて、ああ公開したんだと、やっと実感が湧きました。」と、無事公開し、ついにお客様に届けられた喜びを語られ、
また演じながら苦労した点としては「好青年のハサウェイ・ノアである表の顔と反地球連邦政府運動のリーダー、マフティー・ナビーユ・エリンである裏の顔の表現は、とても難しかった、というかしんどかったですね。だから、Ξガンダムに乗った時、ただ目の前のことに集中できたのですごくやりやすかったです。悩みながらも丁寧に、村瀬監督や小形プロデューサーに助けられながら、話し合いながら作り上げていきました。」と回顧していました。また、注目してほしいシーンとしては「色々とありますが、個人的には市街地での戦闘シーンです。ものすごい迫力で恐怖を感じるので、とても注目していただきたいです。また第1部は戦闘シーンが多いわけではないので、キャラクターの心情、表情、仕草を追いかけながら、考察しながら観てほしいです。」と熱く語られました。
また村瀬監督は、監督の話がきた時のことを聞かれ「なんで富野さんじゃないのかな、話通っているのかな?と心配しました(笑)」と笑いを誘い、また、ケネスの乗っている馬が『逆襲のシャア』のオマージュであることなど、ネタバレたっぷり、裏話たっぷりで、監督ならではの話をお伺いすることができました。
小形プロデューサーは、本作の続きである第2部について「次はいつなんだと、かなり色んな人から聞かれますが、、(笑)これから頑張って作って、早く皆さんの元にお届けしたいと思っています。第1部はダバオでかなりロケハンをしたので、第2部の舞台のオーストラリアにロケハンに行かなければなあと思っています。このような状況なのでなかなか行けませんが、早く、自由にロケハンできる日が来ることを祈っています。」と、第2部の制作状況について初めて語られました。
最後に小野さんの「チーム一丸となって、時間をかけて丁寧に作った作品になっています。何度も観て楽しんでいただきたいです。」の言葉で、本イベントは締めくくられました。
大ヒットスタートを切った本作、ガンダムシリーズ史上最高の興行に向けて、今後の情報にもご期待ください。
『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』は、この「UC NexT 0100」プロジェクトの第二弾となる作品で、1989年に出版された富野由悠季書き下ろしによる同名小説を元に、劇場版3部作として新作いたします。 11月30日全国ロードショーされます同プロジェクトの第一弾『機動戦士ガンダムNT』にて、予告トレーラーが公開されます。